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2021

会津若松が市の部、総合２連覇　町は石川、村は泉崎Ｖ

　第三十三回市町村対抗県縦断駅伝競走大会（ふくしま駅伝）は二十一日、白河市のしらかわカタールスポーツパーク（市総合運動公園）陸上競技場をスタートし、福島市の県庁前にフィニッシュする１６区間、９５・０キロで繰り広げられた。会津若松市が二年連続五度目の市の部・総合優勝に輝いた。町の部は石川町が六年連続六度目、村の部は泉崎村が三年ぶり十二度目の頂点に立った。二年ぶりに白河から福島までを結んで開催した。

　会津若松市は１区湯田和未（なごみ）選手（１４）＝若松一中二年＝が二位で出た。７区まで三〜五番手につけ、８区栗村凌選手（１４）＝若松四中二年＝が区間賞の走りで二位に浮上。１１区小島彩乃選手（１７）＝学法石川高三年＝が福島市を抜いて先頭に立つと、１６区五十嵐拓也選手（２４）＝会津信用金庫＝が４時間５７分３１秒でフィニッシュした。
　石川町は１１区鈴木和香奈選手（１７）＝学法石川高二年＝が町の部トップに立つと、１４区塩田羽希選手（１７）＝学法石川高三年＝が区間新の好走で総合五位、１５区木戸愛花選手（１５）＝石川中三年＝が総合四位に上げ、アンカー松下竜大選手（１７）＝学法石川高二年＝が５時間５分２４秒で締めた。
　泉崎村は中盤まで平田村と競りながら進んだ。８区瀬戸正篤選手（１５）＝泉崎中三年＝が平田村を抜いて村の部トップに立つとリードを徐々に広げ、１６区菊地優志選手（２１）＝日大三年＝が５時間２３分２４秒でテープを切った。
　福島陸協、福島民報社の主催。県、県教委、ラジオ福島、テレビユー福島の共催。三島、金山、檜枝岐、湯川、昭和、川内、葛尾の七町村による連合チーム「希望ふくしま」を含め、県内五十六市町村の代表五十チーム、総勢八百人が出場した。
　昨年の前回大会は新型コロナウイルス感染対策として、郡山市を出発する９区間（５０・２キロ）にコースを短縮したが、今大会は１６区間に戻して開催した。

総│合│成│績