出場チームTEAM

　序盤に有力選手を固めており、先行する展開を狙う。１区丹野星愛は前回大会で１区区間２位と好走した。６区は主将の高橋佳希が好調を維持しており、チームを勢いづけたい。２区八巻琉伊と１０区菅野優空は所属する大学が箱根駅伝出場を逃した悔しさをぶつける。浅海有星、阿部ゆりあの中学生２人も力がある。茂木善勝監督は「昨年の総合６位から順位を上げたい。３位以内が目標」と意気込む。

　中高生中心の編成で２年連続７度目の総合優勝を狙う。ともに県高校駅伝で１区区間賞の湯田和未に１区、栗村凌に２区を託す。成長著しい７区の佐藤怜音がリードを広げる。主将の和須津辰也の力走にも期待がかかる。小畠翼や五十嵐拓也ら経験豊富な社会人が脇を固める。高橋聡監督は「前半で先頭に立ち、後半さらに後続を引き離せるようチーム一丸で走る」と闘志を燃やす。

　社会人、大学生を中心に、層の厚いメンバーがそろった。２年ぶりの総合優勝を目指す。序盤は増子風希らが上位に食らい付く。４区は昨年の箱根駅伝６区で区間７位の粟江倫太郎がトップに立ち、９区小黒咲良ら中学生区間で首位を保ちたい。終盤は箱根駅伝の山登りを３度経験した山田攻や安倍優紀がリードを広げる。斎藤純監督は「市制１００周年の今年こそ総合優勝する」と力を込める。

　大学生と社会人に実力者がそろい、６年ぶりの総合優勝を狙う。１区小野真緒、３区秋元翔太、４区富岡晃世らで上位につけ流れをつくりたい。後半は実績のある岩谷翼、東北中学駅伝２位の内郷一中の山廼辺渉らに期待がかかる。アンカーにベテラン村上康則が控える。小野剛監督は「大学生らに出場のめどが立った。中高生が力を発揮してくれれば総合優勝が見えてくる」と頂点を見据える。

　登録選手の大半が中高生の若いチーム。花の１区は３年連続で杉谷奈都姫が務める。第３３回大会の７区で区間新をマークした２区の安濃佑真や、各種大会で好成績を残す会田輝匡ら若い実力者が数多くそろった。かつて東洋大で鍛えた６区の木田貴大の走りにも期待だ。斎藤和樹監督は「全員が力を発揮すれば、昨年の総合９位を上回る順位が残せる」と自信をのぞかせている。

　前回２区２位の海村蓮、３区区間賞の吉田翔真ら強力な大学生がそろった。中央大で活躍した５区中沢雄大が勢いをもたらす。全国中体１５００メートル決勝に進んだ山寺慧太が８区を担う。県中体１年１５００メートルを制した１５区藤岡莉理が、ベテランの１６区加藤将士につなぐ。安藤昭人監督は表彰台に照準を合わせ、「駅伝のセオリー通り、前半に乗った流れを後半までつなぐ」と意気込む。

　中学生が多く加わり選手層が厚い。短い練習時間の中でもメンバーが主体となり練習を重ねてきた。学法石川高駅伝部主将の２区生江倫太郎が前半からリードを狙う。１２区戸田礼櫂と１３区遠藤創治朗は県高校駅伝でも活躍するスピードと安定感ある走りが持ち味。初出場の１５区鵜川琉愛の爆発力にも期待だ。渡辺洋監督は「チーム一丸でタスキを県庁までつなぎ、７位入賞を目指す」と意気込む。

　新メンバーを加え、若手とベテランのバランスが取れたチームを編成した。６月にチーム練習を始め、目標の総合２５位と敢闘賞獲得に向け調整している。１５区を走る小野田美咲は全国レベルの実力を持つ。スピードのある高野育恵が１区を託された。６区の荒和久、１０区の只野博通は安定感がある。武島昭良監督は「新しい選手の頑張りと若手の勢いに期待したい」と奮起を促している。

　中学生から社会人のベテランまで幅広い世代のメンバーで臨む。１区の安斎響、２区の安斎陸久、３区の武藤亮太をはじめ序盤で好位置に付け、後半に流れを託す。９区田中悠莉と１１区宍戸涼七は東日本女子駅伝の本県代表に入り、ベテランの渡辺徳が脇を固める。毎週の全体練習で走力を底上げした。大内一監督は「若手とベテランが力を合わせ、今年こそ総合優勝を目指す」と語る。

　社会人から中学生までバランスのとれたチーム。男子は渡辺煉仁、郡司珀翔らが大学生の走りに期待がかかる。三輪奈槻、小石沢頼人の中学生も伸び盛り。主将の志田徹がチームを一つにまとめる。女子は全国大会に出場する船引中生を中心に力がある。菊田あさ美は昨年、１５区で区間賞を獲得した。本田智幸監督は「一年を通じて鍛えてきた。一つでも上の順位を目指したい」と力を込める。

　中高生を中心に、若いチームで上位を目指す。夏から毎週練習会を開き、選手同士で高め合いながらチームワークを強化してきた。石川乃亜や末永勇人、日下稜空・琉楓・心優の３兄弟は県上位の実力者。日本学生対校選手権に出場した渡辺優典にも期待がかかる。米倉良平監督は「選手が自分なりの満足できる走りでタスキをつなぎ、昨年の総合１２位を超えたい」と力を込める。

　１６区間中１２人が昨年に続きのメンバーに選ばれた。経験を重視した走りで上位を目指す。初出場の１区の佐竹陽葵、昨年けがで欠場した２区の佐藤柊斗は東北大会に出場した成長株。１０区の今村大紀ら社会人とともにチームに弾みをつける。目標は総合１５位以内。宮口剛監督は「中高生の成長が昨年と比べ著しい。序盤の勢いを中盤、終盤にも維持して走り抜きたい」と目標を語る。

　市が整備したランニングコースなどを活用しながら合同練習を重ねる。女子は昨年出場した選手が全員エントリーしている。男子の国分渉夢は１５００メートルで全国大会に出場するなど上がり調子だ。主将は本宮二中３年の橋本悠真が務める。３０００メートルで東北大会に出場するなど力がある。橋本真監督は「戦力がそろった良いチーム。過去最高順位を更新する９位を目指す」と話している。

　中学生から大学生までの年代を中心に選手を配置した。若手の力で町の部上位を狙う。高校生エースの２区朽木悠翔が序盤の要。速さと粘り強さを武器に序盤に順位を押し上げたい。社会人選手も層が厚く、１０区石幡廉や１６区の佐藤忠俊は区間賞を狙える力量を持つ。佐藤圭監督は「選手達の調子が近年で一番良い。前半の流れを後半も維持して他のチームに差をつけたい」と意気込む。

　全区間のうち半数を社会人で固めた。幅広い世代が一丸となり、悲願の総合３０位台前半を目指す。３区の斎藤真裕と４～６区の社会人トリオで序盤に勢いを付け、後半につなげる。１０区の関雄太や１３区の池田侑弥らの粘り強い走りでリードを維持したい。佐藤温史監督は「昨年は総合４６位と悔しい結果だった。成長した底力を存分に発揮し、敢闘賞受賞を目指す」と意気込んでいる。

　中学生から社会人までバランスの良いチーム構成となった。初出場が６選手おり、フレッシュな布陣で臨む。県中体１５００メートルで入賞した氏家恵利奈ら力のある中学生をはじめ、ベテランの社会人・本田渉がチームをけん引する。週２回、ロードを走り込み、スタミナやメンタル面の強化に注力してきた。佐久間裕己監督は「町の部１０位以内を目指し、全力を尽くす」と意気込んでいる。

　５０００メートルの県高校記録を持ち、国際大会での活躍も著しい２区増子陽太、県高校新人陸上３０００メートル障害２位の４区長尾虹汰ら中高生が中心となり、前半で勢いを付ける。各種大会で入賞を飾っている角田美智子が１５区、実力派の石井智大が１６区を走る。昨年は僅差で町の部４位となった。佐藤靖弘監督は「最後まで踏ん張り、３位以内に食い込みたい」と表彰台に狙いを定める。

　男子学生がチームの核を担い、伸び盛りの中学生らが後に続く。１０区渡辺隼翼は出雲駅伝や全日本大学駅伝などを走った実力者。エースとして期待がかかる。１４区須藤悠太は持久力があり、成長が著しい。若手、中堅、ベテランと年代バランスの良い布陣で挑む。角田良次監督は「ここ数年で一番良いチームに仕上がっている。総合１０位以内と町の部３位を目指す」と言葉に力を込める。

　中高生に個性的なランナーがそろった。１５区の小田川莉桜は中学１年生ながらスタミナがあり、大人顔負けの走力を秘めている。１３区の野村脩宇は白河高の野球部員。軽快な走りに期待がかかる。２区の埼玉大・金沢宏哉は２年連続で箱根駅伝予選会に出場したスピードランナー。２年連続で敢闘賞に輝いている。大塚勇也監督は「今年は町の部で入賞を目指す」と言葉に力を込める。

　選手団２４人のうち、中学生１４人で若く活気あふれるチーム。１１区の金沢璃奈は１年生ながらパワーのある走りが持ち味だ。５区の本田大翔は東北中学体育大会の共通四種競技で７位に入った。１３区の高橋竜一は経験豊富でチームの精神的支柱。国士舘大陸上部出身の菊池竜馬がアンカーを担う。最長区間の１０区を担う鈴木薫監督は「町の部入賞を目指して走り抜く」と決意を口にする。

　１６区間のうち、１１区間を中高生が担う若手中心のチーム。週２回、添田陽斗を中心に練習を重ねている。高校生２人はスピードランナーで２区の添田悠翔は県総合スポーツ大会陸上競技兼県陸上競技選手権大会の８００メートルで８位、１６区の藤田昌也は県高体陸上競技の８００メートルで４位だ。大滝貴弘監督は「出場できる喜びを感じながら、前回の総合４５位を超えたい」と目標を掲げる。

　町の部９連覇が懸かる。石川中と学法石川高の生徒が中心の若いチーム構成となった。前半で勢いに乗り、後半で粘りたい。１区木戸望乃実は県高校駅伝競走大会で３区を走り、優勝に貢献した。角田翔は昨年と同じ７区を任された。１５区松下ゆめの、１６区松下竜大のきょうだいリレーに注目。手塚英勝監督は「実力者がそろった。メンバーが力を発揮し、総合３位を狙う」と意気込んでいる。

　安定感のある社会人と中高生の若い力が融合したチーム。練習ではスピード強化に取り組んできた。１区円谷仁渚と２区緑川航の走りで前半から流れを引き寄せる。４区八木沼那生、５区関根大地の力走に期待したい。箱根駅伝を走った１０区円谷吏生の走りに注目だ。アンカーは信頼の厚い大場悠に託された。浜田猛監督は「昨年のタイムを縮め、町の部入賞を狙う」と決意を語る。

　１区は昨年に続き小野寺佳音が走り、チームを勢いつける。３区の伊藤瞭太は東北中学駅伝で区間賞に輝くなど力がある。小針蒼大、渡辺篤樹、渡辺智稀の田村高勢にも期待がかかる。社会人は主将の長谷川徹はじめ、ベテランの菅野元紀、野村顕弘がチームをけん引する。昨年、町の部３位に入った。今年から監督兼選手の浦山陽介監督は「町の部３位以内を目指しチーム一丸で臨む」と誓う。

　中学生の走りで勢いをつけ、ベテランの社会人につなぎ、総合力で臨む。郡山高の先崎百音、麗澤大の村上明真の両エースに期待が掛かる。社会人では先崎洋樹、先崎太空海が兄弟でともに自衛隊に所属し、チームを引っ張る。３区の村上隼汰と４区の村上太毅は兄弟のタスキリレーを行う。永林美波と永林正博は夫婦で出場する。吉田正宏監督は「持てる力を発揮し、上位入賞を目指す」と誓う。

　伸び盛りの中高生と一般のベテラン選手がそろい、バランスが取れたチームとなった。６年ぶりの町の部入賞を目指す。前半に力がある選手を起用し、後半につなげる戦略だ。３区の佐藤豪、７区の湯田圭吾ら中学生男子の力が伸びている。１０回以上の出場経験がある１０区の土橋一馬らベテランが引っ張る。広野友一郎監督は「前半で流れに乗り、一丸で入賞を狙う」と決意を示した。

　中学生を主体としたチームで、若い力がけん引する。ベテランの力も融合し、一丸となって挑む。１区の星美涼と１２区の佐藤諒汰朗の力が伸びており、期待できる。１０回目の出場となる１０区の星直人や６区の星嘉文らベテランが練習を主導し、チームを引っ張ってきた。山田武蔵監督は「総合で３０位台が目標。昨年は４９位だったので、順位を押し上げて敢闘賞を狙いたい」と意気込んだ。

　中学生を中心とした若いチームで、ベテランが支える。中学男子の力が伸びており、２カ月間の練習でタイムを縮めてきた。特に３区の渡部悠希が伸び盛りで、２年生ながら力がある。中学女子もまとまりがあり、互いに力を高め合っている。出場経験が豊富な４区の矢沢裕也や１４区の大束一臣が引っ張る。目黒英樹監督は「全員の力を結集してフィニッシュしたい」と意気込む。

　７月から週３回、夏場は走り込み、秋口からはタイムトライアルやインターバルを行い走力を磨いてきた。早稲田大で陸上競技に取り組む２区の伊藤大河を筆頭に前半からスピードのある選手を配置した。１１回連続出場の１０区伊藤亜久里は県内のマラソン大会で優勝する実力を持つ。佐藤悦美監督は「それぞれの選手が昨年の区間タイムを短縮し、３０位台前半を目指す」と目標を掲げた。

　前半はスピードのある選手、中盤から後半は粘り強い選手を配置する。中学生は昨年も経験した選手がそろい、力強い。特に、７区大嶋時幸は瞬発力があり、中盤から後半に向けた流れをつくれる。総合力でアンカー五十嵐駿につなぎ、目標の総合３８位以内を狙う。加藤邦明監督は「例年以上に質の高い練習をこなせている。普段通りの走りができれば結果はついてくる」と話している。

　中高生の有力選手がそろい、若い布陣で臨む。１区岩橋菜乃は１０月の県高校駅伝女子の最終区間５区で、１年生ながら区間賞を獲得している。１区から上位でタスキをつなぎ、流れをつくる。主力の猪苗代中生は県中学駅伝で男子が優勝し、女子は３位に入った。中学生区間は全て区間賞が狙える。五十嵐史朗監督は「町の部３位以内、チャンスがあれば優勝を狙う」と意気込んでいる。

　中学生から社会人までチーム力全体が底上げされ、充実した布陣となった。会津ザベリオ高１年の大堀哲太が若手の大黒柱としてチームを引っ張る。女子中学生も力を付けている。４００メートル障害で日本選手権に出場経験がある記野友晴は年々長距離に適応しており、心強い存在だ。加藤秀法監督は「前半から町の部入賞ラインで戦えるかが鍵。昨年を上回る順位を目指したい」と話している。

　選手層同士が指導し合うなどして切磋琢磨（せっさたくま）している。安定感とスピードに定評がある二瓶涼太は２区を任された。ムードメーカーが序盤に流れをつくれるか注目だ。アンカーの箕田誠也は長年出場を続けており、チームの支柱。会津柳津学園中３年の鈴木遼の力走にも期待がかかる。戸倉勉監督は「１００％の力を出し切り、前回より総合タイム３分短縮を目指す」と気合を込めた。

　前半で良い流れをつくり、後半につなぐレース展開を描く。目標は総合順位を伸ばし、町の部１位だ。馬場真哉は成長著しい社会人ランナー。中高生は主要大会出場など経験豊富な選手がそろう。今春、町を拠点に始動した長距離特化型クラブチーム「すみれプロジェクト」の協力も得て、チーム力の底上げを図ってきた。松本健一監督は「全選手が注目選手」と自信をのぞかせた。

　５年連続町の部入賞と勢いに乗る。昨年大会後から練習を再開し、４月からは中学生を中心に朝練で鍛えてきた。県中学新人戦の８００メートルを制した高橋亜玖吾を筆頭に、中高生が自己ベストを更新するなど成長著しい。奥羽駅伝県代表の根本翔、若菜優雅など社会人も充実。駒沢大の大和田貴治が鍵を握る。牧ノ原健一監督は「今年こそ町の部上位６位入りを目指し、一走入魂で挑む」と語る。

　７月から練習を重ね、チームワークを鍛えた成果を発揮し、総合３０位以内を目指す。１８人が２０代以下と活気がある。ベテラン勢との連係でいきおいを生み出したい。今年帰還したＪＦＡアカデミー福島女子に所属する４人の選手が参加するなど新戦力に期待が集まる。飯島玲音と長谷川翔哉は成長著しく目標達成の鍵になる。鈴木稔監督は「１秒を削る気持ちを大切にタスキをつなぐ」と誓う。

　敢闘賞を得た昨年の総合４７位を上回りたい。１０～５０代の幅広い選手がタスキをつなぐ。９月から週１度の練習を重ねて本番への準備を続けてきた。マラソン経験の豊富な藁谷希理がチームをけん引する。地元で力を磨く佐藤一之成やコーチ兼選手のベテラン坂本正喜が活気を呼び込む。渡辺智幸監督は「いろいろなメンバーが集い、タスキをつなぐことの価値を感じながら走りたい」と話す。

　１０～２０代の若い選手が主力を担う。７区渡辺結羽と８区尾内優希は初出場。いずれも中学の陸上部に所属し、着実に力をつけている。２区柳田文徳、４区柳田学徳、１０区柳田明徳の３兄弟の走りが鍵を握る。避難により集まる機会が限られる中、個人練習を重ねて力を蓄えている。渡辺誠一監督は「町代表の誇りを胸に臨む。一致団結し、ゴールまで気持ちをつなぎたい」と固く誓う。

　後半９区間のみ走る「オープン参加」で出場する。チーム編成に苦労し、避難生活により今年も全体での練習は限られた。個人練習で力をつけている。実業団経験のある１１区秋元愛が勢いをつける走りを見せる。８区鈴木孝明、９区松枝郷海の中学生２人は成長著しい。主将を務める１２区井戸川俊がチームを引っ張る。白土直裕監督は「一生懸命走る姿を見せ、古里に元気を届けたい」と決意する。

　１０代から２０代が中心の若いチーム。避難などで多くが町外で暮らす中、数少ない全体練習で士気を高めている。昨年はアンカーを務めた山本崚介が２区を走り、チームを勢いづける。１０区金山裕生はフルマラソンで２時間３０分を切る好タイムの持ち主。１５区小野田桃子はスピードに優れる。佐藤晋監督は「町の部入賞を目指す。前半で上位に食い込み、後半は粘り強い走りを見せたい」と思い描く。

　１６区間のうち７区間を中学生に託した。７区藤原丈、８区加藤結人、９区菊地芽生咲、１３区只野結真は成長が著しい。３区の阿部遥斗は県中学新人陸上の２年１５００メートルで２位に入った。２区蛯原弘修らベテラン、中堅が安定した走りでチームを支える。選手は１１月初旬に県外大会に出場し、調整した。石田和之監督は「やってきたことを信じ、悔いのない走りをしてほしい」と鼓舞している。

　おおたまスポーツクラブのランニング部門創設から３年がたち、基礎力が向上している。男子は県中体駅伝の県北地区予選で優勝したメンバーがそろっている。新加入の社会人高橋駿がチームを引っ張る。角田崇は３年連続アンカーを担い順位を押し上げる。伊藤秋義監督は「力のある選手が出場する。２年連続順位を上げているのでさらに上を目指す」と言葉に力を込めた。

　全日本大学女子駅伝や東日本女子駅伝で好成績を残した岩崎麻知子が「花の１区」を飾り、高校時代に２年連続で村の部区間賞を獲得した２区佐藤輝歩につなぐ。天栄中は県中体駅伝競走大会で４位となり、惜しくも東北大会出場を逃した。３区石井陽大らが悔しさを払う走りを誓う。１６区を走る吉田哲也監督は「サポートの恩に報いるためにも、各自がベストを尽くす」と力を込める。

　３年連続７度目の村の部優勝を目標に掲げる。６区佐藤壮真、１０区山県功季、１１区矢内楓恋の大学生３人がチームの主軸を担う。力のある大学生で勢いをつけたい。ふるさと選手の３区大塚翔太や経験豊富な１３区園川雅樹らベテランが支える。成長が著しい中高生も多く控え、選手層が厚い。薄井修監督は「村の部３連覇を必ず達成し、総合順位でも１０位以内に食い込みたい」と言葉に力を込めた。

　３年ぶりの村の部優勝と総合１０位以内を掲げる。大学生と社会人がチームの核を担う。小玉歩葵、瑞葵兄弟はそれぞれ箱根駅伝予選会を走った実力者で期待がかかる。兼子侑大も２度、箱根路を走った有力走者。中学生男女は県中学駅伝に出場し、成長が著しい。関谷正文監督は「若手を中心にチームの底上げを図ってきた。チーム一丸となって村の部優勝を奪還する」と闘志をみなぎらせている。

　勢いのある若手が集い、経験豊富なベテラン選手がチームを支える。１区水野谷風歌で好位置につけ、序盤から勢いに乗る展開を見据える。かつて区間賞を獲得した経験をもつ４区緑川大二郎、６区近藤聖人の走力で後半につなげたい。緑川龍太郎監督は「若さを生かしたチーム。昨年は村の部で３位に入った。３位以内を目指しつつ、チャンスがあれば優勝を狙う」と気合十分だ。

　中学生１１人、高校生４人、社会人８人と各世代バランスの取れたチーム。中学生を中心に雰囲気が良い。３区の藤田歩夢はスピードがあり攻めの走りが強み。１５区の根本悠桜はスタミナ豊富。エースの生田目大輔は過去に区間賞を獲得するなどトップレベルのランナーだ。鈴木悟監督は「中学生の調子が良い。昨年の総合４３位を超える３５位を目標にゴールまでタスキをつなぐ」と決意している。

　中学生から社会人までバランスの取れたチーム編成となった。各種大会で好成績を残す石森理奈が１区を担う。２区中川毅文、６区田母神真広、１４区安藤信秋ら経験豊富な選手がチームを支える。アンカーは佐藤匠に託した。昨年は村の部６位だった。上位進出を目指して、メンバーは練習に励んでいる。関根聡監督は「感謝の気持ちを胸に走る。好成績を収めたい」と言葉に力を込めた。

　村の部３位以内を狙う。２区宗像安里、６区生田目瑠偉ら実力者がそろう。前半から流れをつくり、スピードのある８区瀬谷輝昂、９区大和田美翔につなげたい。１０区磯光清の力走で、順位を押し上げる。経験豊富な鈴木優行がアンカーを務める。吉田孝行監督は「ロードレースなどで経験を積んできた。戦力が充実しているので、例年以上に攻めた走りをしたい」と決意を示した。

　中学生を中心に幅広い年代がそろうバランスが取れたチーム編成。トラックを使った長距離走で体力向上を図り、大会に向け調子を上げてきている。４区の内海智希が集団をリードし前に出る。５区の高橋悠仁が粘りの走りで逃げる。持久力が持ち味の１４区大竹悠仁は後半の伸びにも期待したい。五十嵐好孝監督は「最後まで諦めずに走り切り、満足できるレース展開にしたい」と力を込める。

　前半７区間のみを走る「オープン参加」で臨む。中学生や社会人が中心となっている。成長著しい遠藤志織や三浦有矢、ベテランの大内龍太郎や細杉睦輝がチームをけん引する。９月から夜間照明を備えた村内の陸上競技場いいたてスポーツ公園を拠点に、週２回の全体練習を重ねてきた。佐藤彰洋監督は「感謝を胸に、一区間でも多くタスキをつなぎたい」と前を見据えている。

　月１回の合同練習をはじめ、合宿も行い、チームの連帯感と走力を高めてきた。２区を走る学法石川高３年の三瓶友也（川内村）は高校生トップクラスの実力を誇る。４区の五ノ井浩も例年以上に調子を上げており、前半区間での好順位を目指す。新戦力の檜枝岐中１年・星祐花、湯川中１年・小野真凜の走りにも期待がかかる。北舘亮監督は「粘りの走りで２０位台を目指す」と目標を語った。