出場チームTEAM

　８人の新メンバーを迎え、中高生を中心に実力者をそろえた。１区丹野星愛、２区八巻琉伊、３区長谷川獅の序盤で先行し、逃げ切りを狙う。８月の全中で１５００メートルを走った８区七島史彦、最長１０区を３年連続で担う菅野優空らが中盤を固める。アンカーは勝負強いベテラン高橋良太が務める。茂木善勝監督は「６年ぶりの総合優勝を目指す。チーム一丸となって勝ち切る」と頂点を見据える。

　登録選手の半数を中学生が占める、例年以上の「若さ」で臨む。練習からペース配分を意識し、走りを磨いてきた。１区は湯田和未、２区は栗村凌と、県高校駅伝で区間賞に輝いた２人に序盤を託す。集中力やレースを組み立てる力に秀でた佐藤伶音が全体に勢いを与える。成長著しい万実咲葉にも期待がかかる。高橋聡監督は「前半で着実にリードを広げ、総合優勝を奪還したい」と頂点を狙う。

　大学生以下を中心とした若い布陣で、２年連続９度目の総合優勝を目指す。全日本大学女子駅伝を走った１区伊東舞莉彩は持ち味の粘りで先頭に食らい付く。９区西條つばきは大舞台に強い。最長区間１０区は今春の箱根駅伝で９区区間３位の菅野裕二郎が担う。最終１６区では大学生の藤宮歩が競技人生最後のレースに臨む。斎藤純監督は「ドラマのある戦いを制し、優勝をつかむ」と決意を示す。

　昨年は郡山市にわずか３秒差で敗れ、総合準優勝。悔しさをばねに７年ぶりの栄冠を目指す。１～４区の序盤にリードを奪う戦略を描く。奥羽横断駅伝で好走した２区岩谷翼、４区太田翔空の活躍が鍵を握る。７区高橋亜玖吾、８区笠間志恩ら中学生も力をつけている。アンカーは百戦錬磨の村上康則が担う。小野剛監督は「目標はあくまで総合優勝。十分狙えるメンバーがそろった」と意気込む。

　２年前の総合９位を超える好成績を目標に掲げる。高校生がチームの中心を担う。１区杉谷奈都姫は国スポ２０００メートル障害で決勝に進んだ実力者。持ち前のスピードで勢いをもたらす。大会に向け、調子を上げている７区白石琉生にも期待がかかる。１２区の主将藤田賢ら、社会人が安定した走りで若手を支える。斎藤和樹監督は「前半から順位を上げ、総合８位以内を目指す」と意気込んでいる。

　今春の箱根駅伝で関東学生連合として６区を走った横田星那が２区で勢いをもたらす。中盤の７、８区は県中学駅伝で準優勝した須賀川一中の円谷春陽、三浦煌博が持ち前の健脚を見せる。１５、１６区は県中体１年１５００メートルを制した経験を持つ藤岡莉理から、経験豊富な加藤将士へ上位でつなぐ。安藤昭人監督は「勢いのあるチームに仕上がった。総合３位以内を目指す」と上位入賞を視野に入れる。

　駅伝で県大会や東北大会に出場経験がある実力者がそろった。会津ザベリオ高駅伝部主将の４区遠藤創治朗がエース区間で好順位を狙う。塩川中野球部の８区風間比呂はダイナミックな走りが持ち味だ。１５区小林永愛は短期間で調子を上げており、軽快な走りでアンカーにタスキを託す。渡辺洋監督は「チームワークを存分に生かし、ゼッケン番号の７位入賞を目指す」と上位を見据える。

　若手中心の構成で、ベテランが精神面で支える。１区小野田美咲は県内屈指のスピードを持ち、チームを勢いづける。５区早田洋平は安定感のある走りを見せる。１３区村上紘大は調子を上げている。６月から中学生を中心に合同練習を継続し、スタミナを強化してきた。山田伸一監督は「昨年はタスキをつなぐことができず、悔しい思いをした。体調を万全にして本番を迎えたい」と意気込む。

　中学生からベテランの社会人まで幅広い世代がそろい、総合３位以内を目標に掲げている。９区田中悠莉は東北中学陸上１５００メートル７位。二本松一中３年の山口心温、小浜中２年の渡辺悠仁は新加入ながらも成長著しい。主将の神野藤宏行がチームを一つに束ねる。佐藤幸恵監督は「若い選手が安心して力を発揮できるように環境を整える。全員で上位を目指す」と闘志を燃やしている。

　県中学駅伝を男女とも制した船引中生を中心に、中学生から社会人までバランスの良いチーム。男子の三輪奈槻は全中１５００メートルで４位に入った。添田倖斗、三輪颯汰、菅野竜飛の高校３年生にも期待だ。女子は県中学新人陸上１５００メートル優勝の渡辺莉央、昨年度に円谷幸吉賞に輝いた下重璃乃ら実力者がそろう。本田智幸監督は「支えてくれる家族や市民に応えるレースをしたい」と力を込める。

　前半を担う高校・大学生で勢いをつけ、後半のベテラン勢につなげる展開を描く。中学生から社会人まで年代バランスの優れた布陣に仕上がった。県内上位の力を持つ日下稜空・琉楓・心優の３きょうだいを軸に、１年１５００メートルで東北大会を経験した成長株・菅野陽生、ベテランの遠藤貴洋らが脇を固める。米倉良平監督は「楽しみながら走り、昨年の総合１９位以上を狙う」と上位をうかがう。

　前回大会の経験者が多く残り、バランスの良い布陣を組んだ。総合１２位以内と２年連続の敢闘賞を目指す。１区坂下新菜、２区佐藤柊斗の学法石川高３年生コンビが序盤で好位置を狙う。ベテラン勢の小山聖徳、白坂奈津子が粘りの走りでつなぎ、高校生主将のアンカー児島源二郎に託す。宮口剛監督は「攻めのレースで順位を上げ、市の合併２０周年に花を添える」と飛躍を誓っている。

　中学生、高校生、大学生、社会人とバランスの取れた編成で臨む。２区国分渉夢は昨年４区で区間４位と快走。大学に進み、さらに力を付けている。８区橋本昊来は今年の県中体１年１５００メートルを制した有望株だ。１４区小野陽平はベテランらしい走りで順位を押し上げる働きが期待される。橋本真監督は「序盤に勢いのある選手をそろえた。総合９位以内を目指す」と上位進出を見据える。

　中学生は全員が初出場。フレッシュな編成だが、力強い走りに期待する。県高校新人陸上男子３０００メートル障害を制した２区朽木悠翔が前半の鍵を握る。最長区間の１０区を担う国分駈は田村高で力を蓄えてきた。アンカー１６区は前回区間６位の佐藤忠俊を据え、順位を押し上げる。今大会限りで勇退する佐藤圭監督は「過去最高順位の総合２０位以内を更新し、有終の美を飾りたい」と誓う。

　伸び盛りの中高生と一般のベテランがそろい、年代バランスが取れている。２区佐藤悠貴也が安定した走りで序盤から流れを呼び込む。６区橘内尚明、７区橘内太陽は親子リレーで、そろっての活躍に期待。経験豊富な１０区関雄太の走りがレース後半の鍵を握りそうだ。佐藤温史監督は「昨年は総合４１位と悔しい結果に終わった。チーム一丸となって、総合３０位台前半を目指す」と意気込んでいる。

　中学生４人を新メンバーに迎え、若手とベテランのバランスが取れたチーム編成となった。県高校新人陸上の女子８００メートルで入賞した氏家恵利奈ら実力ある中高生や、１８年連続出場の本田渉らベテラン勢がチームをけん引する。選手はスローガン「１秒を削り出せ」を胸に練習に励んできた。佐久間裕己監督は「町合併７０周年の節目。一つでも上の順位に押し上げたい」と奮起を促している。

　２区増子陽太は５０００メートルの県高校記録保持者。県高校駅伝で区間新記録を打ち立てた絶対的エースだ。１０区は県高体陸上３０００メートル障害で３位に入った長尾虹汰が終盤に勢いをもたらす。１５、１６区は県内の各種大会で入賞している角田美智子、塚原健司のベテランコンビでタスキをつなぐ。佐藤靖弘監督は「力を出し切り、昨年より少しでも上の順位を目指す」と成績アップに闘志を燃やす。

　伸び盛りの中学生がチームを勢いづける。１区高久茉凜は十分な練習量を積めており、先頭集団に食らい付けるか注目だ。大学で実績を残し、実業団に進んだ２区渡辺隼翼がエース。実業団を夏に引退した真船恭輔は控え登録だが、走れば大きな戦力になる。角田良次監督は「若手、中堅、ベテランが融合してチームの雰囲気も良い。総合１０位以内を目指す」と上位進出に向けて自信を深めている。

　中学生、高校生、社会人のバランスが取れ、個性ある選手がそろった。小田川莉桜は大人顔負けの走力を秘めている。藤田凰牙はスピード感豊かな走りでチームを引っ張る。和知真杜は白河実高のバレー部員。校内駅伝で学年トップのタイムをたたき出す力がある。チームは昨年のふくしま駅伝後、すぐに練習を再開した。大塚勇也監督は「町の部入賞を目指す」と決意を示している。

　中学生が中心の編成で高校生、大学生、社会人が後輩を支える。１区の金沢璃奈は県南中学駅伝５区で区間賞を獲得するなど、力がある。７区の本田瑛士は波がなく、安定感ある走りを持ち味とする。最終１６区を走る鈴木薫は３５年連続出場と経験豊富で監督も兼ねる。前半で流れに乗り、後半につなげる展開を想定している。鈴木監督は「昨年より一つでも上の順位でゴールする」と飛躍を誓う。

　全１６区間のうち、９区間を中高生が担う若いチームだ。添田陽斗コーチを中心に、週２回の練習を重ねている。下重春妃、舟木陸、斎藤志門の３人は学法石川高陸上部の１年生で、名門で力を付けている。１２区添田悠翔とアンカー藤田昌也の大学生コンビは中距離を主とし、スピード感ある走りが持ち味。大滝貴弘監督は「バランスの取れたチーム。総合４０位以内を目指す」と目標を掲げている。

　町の部１０連覇が懸かった重要な大会となる。中学生、高校生、大学生のみで構成する若いチーム。特に学法石川高陸上部の選手が中心となる。１区は木戸望乃実が昨年に続いて担い、流れをつくる。１３区紀陸耕平と１４区紀陸三平、１５区松下ゆめのと１６区松下竜大はきょうだいリレーに注目。手塚英勝監督は「町の部１０連覇と総合３位が目標。若い力で走り切ろう」と各選手に奮起を促している。

　社会人ランナーを中心とし、中学生から大学生まで若い選手が集まった。昨年１１区で区間５位の円谷仁渚が流れをつかむ。箱根駅伝に出場経験のある４区円谷吏生の走りにも注目だ。新戦力の１０区生田目大輔は陸上経験が豊富で、チームを引っ張る。アンカーは長年チームに所属し、信頼の厚い須藤宏晧が担う予定。浜田猛監督は「昨年よりもタイムを上げ、町の部入賞を目指す」と好走を狙う。

　中高生を中心に若手とベテランの力を合わせ、町の部で上位を狙う。１区小野寺佳音、２区伊藤瞭太はともに力がある高校生。序盤で優位な展開に持ち込む。１６区も高校生の渡辺智稀が担う。長谷川徹、上石敦士、選手兼監督の浦山陽介ら大学生、社会人がチームを支える。選手は田村高のトラックで汗を流してきた。浦山監督は「チーム一丸の走りで町の部３位以内を目指す」と好レースを誓う。

　中学生の走りで勢いを得てベテランの社会人につなぐ。総合力で大会に臨む。郡山高の先崎百音、麗沢大の村上明真の両エースに期待がかかる。１１区の久下はる菜も力がある。社会人はともに自衛隊所属の先崎洋樹、先崎太空海の兄弟が引っ張る。永林美波と永林正博は夫妻での出場となる。吉田正宏監督は「郷土の誇りを胸に『笑顔とがんばりの町』小野町をＰＲする」と晴れ舞台を見据える。

　中高生が着実に力を伸ばしている。一般のベテラン選手と合わせ、バランスのいいチームとなった。町の部入賞を目指す。前半に力がある選手を起用し、後半につなげる戦略だ。１区の栗城あかり、２区の佐藤豪、１１区の町島結実璃ら中高生の力に期待する。出場経験の豊富な１２区の土橋一馬らベテランが引っ張る。広野友一郎監督は「前半で流れに乗りたい。入賞を狙う」と決意を口にする。

　中学生を主体としたチーム。若い力をけん引役に年長者も力を合わせ、一丸で挑む。９月からの練習で７区の星遼那の力が伸びている。１区の星瀬那、２区の星雄介、３区の佐藤諒汰朗が序盤で食い下がれるかが鍵を握る。１１回目の出場となる１０区の星直人らベテラン勢も意気込む。山田武蔵監督は「昨年より一つでも上の順位を目指し、最後までタスキをつなぐ」と力走を誓っている。

　中学生が主体の若いチームで、前半に力がある選手を配置した。２カ月間の練習で特にタイムを伸ばしたのは２区の渡部悠希だ。前半の鍵を握る。１２区の三瓶叶翔は日大東北高で長距離を専門に励んでいる。１４区の角田裕一は４２歳での初出場。中学女子勢もまとまりがあり、ベテランの力と融合して完走を目指す。目黒英樹監督は「全員の力を結集し、最後までタスキをつなぎたい」と意気込む。

　７月から週３回の練習を続け、走り込みやスピード練習で走力を高めた。５年連続で１区を務める伊藤妃杏はこの１年でタイムを大幅に縮めている。奥羽横断駅伝で活躍した２区伊藤大河、１０区伊藤亜久里がレースの展開を左右する。朝練にも励んでいる新加入の西会津中１年生７人の走りにも期待。佐藤悦美監督は「昨年を上回る総合３０位台前半を狙う」と順位上昇を見据えている。

　経験豊富なシニア世代が若手を引っ張る。穴沢宏之を中心に練習を積み、チーム力の底上げを図ってきた。１区池田陽和、２区池田翔吾はきょうだいでタスキをつなぐ。昨年も経験した８区大嶋時幸が中盤から後半に向けての流れをつくる。チーム一丸となり、総合４０位台前半を見据える。加藤邦明監督は「中学生ら若手が着実に力を付けている。悔いのない走りでゴールしたい」と活躍を誓う。

　中高生が主体のチーム。特に佐藤瑛史、古川未咲、白井凰香の中学生３人の成長が著しく、チームに勢いをもたらしている。１区岩橋菜乃は県高校駅伝女子の最終５区で２年連続区間賞を獲得した。序盤から上位でタスキをつなぎ、町の部優勝を狙う。３年ぶりの出場となる大橋清陽らも心強い存在だ。五十嵐史朗監督は「町の部で優勝し、町の合併７０周年に花を添える」と意気込んでいる。

　主力選手を前半区間に配し、序盤から上位で勝負する。県内の高校陸上をけん引する２区大堀哲太、県中学生新人陸上の２年１５００メートルを制した３区代島理功が流れを呼び込む。後半区間は昨年、町の部で区間賞を獲得した１４区田代直希らを中心に組み立てる。加藤秀法監督は「昨年の町の部９位を超える成績を残したい。練習で培った力を発揮し、全員で一秒を削り出す」と総力戦で上位を狙う。

　中学生から３０代、４０代のベテランまで、幅広い世代の選手をそろえた。二瓶涼太は昨年に続いて２区を担い序盤で流れをつくる。初出場は８人。中でも９区鈴木海璃は調子を上げており、力強い走りでチームをもり立てる。１０区箕田英治、１６区箕田誠也は兄弟での出場。戸倉勉監督は「最後まで諦めず楽しく走る。力を振り絞り、前年を上回る順位とタイムをたたき出す」と意気込んでいる。

　中学生から社会人まで各年代に好選手をそろえ、層の厚さを強みとする。前半から攻めのオーダーで勢いに乗り、後半へつなぐ積極的な展開を描く。町は１０月で合併２０周年を迎えた。悲願の町の部優勝をつかみ取り、古里の節目に花を添えようと意気込んでいる。松本健一監督は「登録メンバー全員が注目選手。ベストな布陣を見極め、全員駅伝を最後まで貫く」と闘志を燃やしている。

　町の部８位だった昨年は２秒差で順位を下げ、悔いを残した。「一秒へのこだわり」を持って練習を重ねている。ふたば未来高の市川真央は高校新人大会２０００メートル障害で東北大会に進んだ力を持つ。町の部区間賞の実績がある大和田貴治が引っ張る。牧ノ原健一監督は「高校、大学を軸に新風を吹き込む中学生、一般も最高の仕上がりだ。攻めの走りで町の部５位を目指す」と本番を展望する。

　ベテラン勢と中高生を中心とした若手が力を合わせ、総合３０位以内を目指す。東北大会に出場した楢葉中女子の大渕芽依、高沢恵夏、加納瑠奈、三上さくらは町の部区間賞を狙う力がある。男子中学生の下川絆も成長著しく、力強い走りに期待だ。鈴木稔監督は「『みんなのために、みんなとともに』の思いで一人一人が一秒でも速く、出し惜しみせずに全力でタスキをつなぐ」と力走を誓う。

　１０代から５０代まで、幅広い選手でタスキをつなぐ。フルマラソンにも挑戦する藁谷希理が好調を維持しており、１区で序盤をけん引する。経験豊富な坂本正喜がチームの軸だ。地元で力を磨く佐藤一之成、ともに磐城高の高野一輝と清水晶子ら若手の存在も仲間を活気づける。渡辺智幸監督は「ベテラン勢をはじめ選手がそろってきた。総合３０位以内を目指し、練習の成果を発揮する」と意気込む。

　３人を新たに迎え、１０代、２０代の若い力を軸に挑む。７区渡辺結羽は中学陸上部に所属し、成長著しい。３区柳田明徳、４区柳田文徳、１６区柳田学徳の３兄弟の走りが鍵を握る。避難で全体練習が限られる中、個々が鍛錬を続けている。渡辺誠一監督は「全区間をしっかりと走れるチームを組めた。練習の成果を発揮し、町民に勇気を届けたい」と決意を口にする。

　昨年は後半９区間のみを走る「オープン参加」で出場したが、２年ぶりに全区間で選手がそろった。避難により全体練習が限られる中、個々人で調整に励んでいる。中学生７人を含む若いチーム。３区新家柊音、５区鈴木孝明は成長著しい。実業団経験者の１区秋元愛が後ろを鼓舞する走りを見せる。白土直裕監督は「最後まで精いっぱい走り、古里に元気を届ける。敢闘賞を目指す」と固く誓う。

　２０代中心の若いチーム。避難の影響で全体練習が限られる中、個人個人で力を磨いている。スピードに優れる９区小野田桃子がチームを勢いづける。１０区金山裕生はフルマラソンで２時間３０分を切る実力者。昨年５区を走った田中滉大は志願してアンカーに回り、本番に向けて闘志を燃やしている。佐藤晋監督は「町の部で入賞を狙う。上位に食らい付くレースをしたい」と粘りの展開を見据える。

　若くスピードのある人材が多く、全１６区間のうち１１区間を中学生が担当する。９月から週２回の全体練習を続け、スタミナを蓄えてきた。記録会の結果を踏まえて好調なランナーを各区間に配置した。３区阿部遥斗は全中陸上の１５００メートルで１０位となった実力者だ。１区菊地芽生咲、アンカー阿部蒼樹らも力を付けている。石田和之監督は「敢闘賞が目標。笑顔で町に帰りたい」と好成績を狙う。

　中学生から一般まで年代が幅広く、バランスの取れた布陣で昨年以上の成績を目指す。きょうだいや親子で臨む選手が多く、息の合ったレース運びにも期待がかかる。勢いある１区安斎奏音、２区高橋駿の走りが鍵。出場１７回と経験豊富な１３区本田久、高橋とともに柱となる１４区菅野颯太が終盤を締める。伊藤秋義監督は「村の合併７０周年に当たる。節目の年に花を添えたい」と意気込む。

　幡谷礼彗が３大会ぶりに「花の１区」を担い、前回村の部で８区区間賞の黒沢大夢につなぐ。鏡石町のクラブチームで力を磨いた新加入の小針越が７区を担当する。１０、１１区を走る広瀬蒼空、添田美優は粘り強さが持ち味だ。１区幡谷の夫でベテランの幡谷原太が最終１６区を担い、安定感のある走りでゴールを目指す。瀬和マユミ監督は「村の部３位を目指し、ベストを尽くす」と意気込んでいる。

　４年連続８度目の村の部優勝を目指す。高校駅伝などで躍動する高校勢がチームの主軸を担う。学法石川高の１１区佐藤舞歩は３０００メートルを９分台で走る。中学生の７区高木侑河、８区関根奏和は自己ベストを更新するなど伸び盛りだ。終盤を経験豊富な社会人が担う盤石な布陣で臨む。薄井修監督は「力のある選手がそろった。総合順位１桁台と村の部優勝を達成する」と自信をみなぎらせる。

　４年ぶりの村の部優勝と総合１０位以内を掲げる。勢いのある中学生と経験豊富な社会人がチームの核を担う。１区深谷凜桜は県中学駅伝の１区で区間賞に輝いた実力者だ。１０区西槙駿祐は今年に入り、５０００メートルの自己ベストを更新するなど調子を上げている。関谷正文監督は「昨年以上に力があるチームに仕上がっている。一丸となって村の部優勝を奪還する」と闘志をみなぎらせている。

　登録者の半数が中学生という若い構成で臨む。チーム内で最速タイムを誇る２区郷龍輔が中心。県内の各ロードレース大会で研さんを積む３区宮本一翔、ふくしま駅伝出場歴２０回超の５区小川祐吾らを配した序盤で勢いに乗る展開を見据える。区間賞を獲得した経験を持つ緑川大二郎が最終１６区を務める。緑川龍太郎監督は「全てを出し切り、一つでも上の順位を狙う」と気合十分だ。

　総合３５位、村の部７位を目標とする。１６区間のうち６区間を中高生、１０区間を大学生・社会人が担う、バランスの取れた編成となった。１区の芳賀幸歩は粘り強い走りが特徴だ。最長１０区の青戸悠之介はトレイルランやフルマラソンを走る実力者。１４区の森田慎也は４０歳にして初のメンバー入りとなった。鈴木悟監督は「各選手が昨年より１秒でも速く、タスキをつなぐ」と１秒を削る姿勢を説く。

　新戦力の若い選手と一般のベテラン勢が切磋琢磨（せっさたくま）し、バランスの良い編成になった。２区鈴木譲は成長途上で、序盤の流れを引き寄せる走りに期待。アンカーは下りに強い佐藤匠が務める。１３区安藤信秋と１４区安藤真士は親子リレー。関根聡監督は村の部６位だった前回を踏まえて「昨年からさらにパワーアップした。村の部で３位を目指す力はある」と成長に手応えを口にする。

　村の部で３位以上をチームの目標に掲げる。１区の吉田華菜は東北高校駅伝にも出場し、序盤で流れをつくる。６区の駒木根一弘はこの区間で区間賞の経験を持つ頼れるベテラン。１０区磯光清の走りにも期待したい。前半区間で順位を押し上げ、後半は粘りの走りで上位を保つ展開を見込む。森勝貴監督は「タイム的にも３位以上を狙えるチームになっている。一丸で頑張りたい」と意気込む。

　今大会で唯一の特例出場となる。中高生を中心に大学生、復帰組の社会人まで幅広い年代がそろう。８月から週２回、インターバル走や長距離練習を重ねてきた。２区鈴木ひかるは５キロ１５分台の記録を持ち、県内のマラソン大会で優勝経験がある。スピードとばねが持ち味の１０区内海智希が中盤の要。高橋宏典監督は「絆の強いチームだ。１７人全員で走り抜けたい」と好走を願っている。

　７月から月１回程度の合同練習を重ね、チーム力を高めてきた。２区本名萩（昭和村）はロードに強く、村の部区間賞を狙う。３区鈴木康生（三島町）、４区馬場健人（金山町）は成長著しいライバル同士。初めてアンカーを担う五ノ井浩（金山町）らベテラン勢が安定の走りでチームを支える。北舘亮監督は「全員でタスキをつなぎ、２０位台に食い込む」と昨年の総合３４位を上回る成績を狙う。